運転中、こんなヒヤっと経験ありませんか? #自動車あるある

2022年10月26日

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みなさんは、運転中にヒヤッとした経験はありますか?運転回数が増えれば不注意に起因する事故も起こりがち。今回は、ちょっとした危険予測を怠ると事故につながりかねない…そんなドキドキするような“自動車あるある”をお届けします。

この連載では、実際にイーデザイン損保で事故対応を行っているクルーへのアンケートから見えてきた“自動車あるある”をご紹介します。浮世絵風のイラストと鋭い切り口の“あるあるネタ”をSNSで発信している山田全自動さん(@y_haiku)にご協力いただいた、クスッと笑える素敵なイラストもあわせてお楽しみください!

事故を起こさないために注意したいポイントもお伝えしますので、ぜひ意識してみてくださいね。

1.くしゃみをしたら視界がぶれて焦る

車の中は自分だけのとっておきの空間。大好きな音楽をBGMに、気持ちよく運転しているところに思わぬ事態が訪れることもあります。それが…「くしゃみ」!

春だけではなく秋にも花粉症を発症する人が多い昨今。信号待ちのときならまだしも、ハンドルから手が離せないときに限って「ムズムズ」は訪れるもので…。

ハ、ハ、ハックション!とくしゃみをした瞬間、視界がぶれてハンドル操作を誤りそうになり、思わずアクセルを踏み込んでしまい、あわや電柱に衝突…なんてことも起こりえます。

「くしゃみはさすがに予測できないでしょ。そりゃ花粉症ではあるけど…」と思ったなら、まずは花粉を払って、車内に花粉を持ち込まないようにしましょう。そしてエアコンパネルの内外気切り替えスイッチを見てみましょう。

左:車外から空気を取り込んでいる「外気循環モード」。
右:車外の空気を遮断して車内の空気だけを循環させる「内気循環モード」。

花粉の時期は、エアコンパネルを「内気循環モード」に変えることで外からの花粉は抑えることができます。窓を開けるのも控えめにしましょう。また、シートのほこりを掃除機で取ったり、マットを掃除したりして、車の中に持ち込んでしまった花粉を外に出す努力も大切です。

「くしゃみが止まらない場合はどうすればいいの?」…それは、車を安全な場所に停めて、運転ではなくくしゃみに全集中することです!

2.バックモニターのみを見ていたら後方を横切る車とぶつかりそうになったときの恐怖

自動車教習所では目視確認は絶対、と厳しく教えられたものの、マイカーに搭載された「バックモニター」の便利さといったらないですよね。しかし、バックモニターに頼りすぎていると、思わぬ事故を起こしてしまうことがあります。なぜならバックモニターに映るのは限られた角度のみ。当然ながら死角も存在するからです。

例えば駐車場の構内。前向き駐車した車を駐車スペースからバックで出す際、後方を横切ろうとしている車や人にぶつかる事故が意外と多いのです。バックモニターばかりを凝視して目視確認を怠ると、重大な事故につながってしまいます。

ここでバックして安全か、後ろや横から車が来なさそうかをバックモニターだけでなく、目視やミラーでも確認してください。 そして常に「もしも」のケースを予測しながらゆっくりとバックすること。駐車スペースから車を出すことだけに集中せず、背後を見渡す余裕を持ちましょう。

3.西日がまぶしくて前方が見えずヒヤヒヤ

運転しているときに西日が差し込むと、まぶしくて運転に集中できませんよね。秋から冬になると、地域によっては15時くらいから西日が眩しくなってきます。事故対応窓口には、「西日と対向車が重なったため、対向車の存在に直前まで気づかず接触事故を起こしてしまった」という報告もよく入ります。西日はもちろん、太陽がまぶしそうな快晴時のドライブにも、日差し対策を忘れずに。車内のサンバイザーは日の光が眩しいときに、頭上に手を伸ばしてさっと下ろしましょう。

「車についているサンバイザーは、透明じゃないから視野が狭くなって運転しづらい…」そんな人には、カー用品として市販されているサンバイザー(透明で遮光も防げる後付けタイプ)もあります。また、車内の手の届く場所にサングラスを置いておくのも手。UV機能のあるサングラスなら紫外線も防げます。信号待ちの時間、または路肩に駐車して、安全な状態で西日対策をしてください。常に備えておくことが大事です。

万一事故が起こってしまった場合は…

まずはケガをされた方がいないか確認しましょう。安全を十分に確保のうえ速やかに、救急車(119番)を呼ぶ、自分で近くの病院に運ぶなど、状況によって適切な方法をとってください。また、二次衝突や交通渋滞を防ぐためにも、お車を安全な場所に移動させることも重要です。

気が動転している中で、救急車手配や保険会社への連絡など、さまざまな手配などを行うのは難しいものです。&eではお車に取り付けたセンサーが事故時の衝撃を検知し、スマホの画面上から1タップで事故連絡ができます。救急車やレッカー、セコムの現場急行サービスの手配もそのまま画面の案内に従っていくだけで完了します。
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