2023年度の寄付先候補を確認する
地方自治体からご応募いただいた企画をご紹介します。&eにご契約のお客さまの投票により、最終的な寄付先を選定します。
寄付先の投票方法
&eにご契約のお客さまは、&eアプリ・トップ画面下部に表示されている[関連コンテンツ]内の[+まち]から寄付したい自治体をえらんで投票していただけます。
2023年度の寄付先候補
地域の声が私たちを変える!With our ヘルメット
以下の取り組みを実施することで、20代~50代の特に子育て世帯の意識変容をそっと後押しし、ヘルメット着用率向上を目指す。
- 幼稚園等において、「まだヘルメット被っていないの?」といった園児による大人への「声かけ」音声を録音。園児の親や近隣住民が音声録音の機会に参加してもらうことで啓発イベントとして活用する。
- 「声かけ」音声を、20代~50代が日常的に利用する事が多い市営自転車等駐車場、ショッピングモール等で放送すると共に、例えば市内幼稚園等、放送協力先を広く募ることで園児の家族や地域住民がその放送を耳にする機会をつくり、地域全体による「声かけ」を実施する。
自治体担当者コメント
私は日頃より我が子に対しても自転車ヘルメット着用の重要性を訴えています。しかし現状としては地域の大人や子どものヘルメットの着用率の低さを痛感し、今回の企画を通じて地域を巻き込み、交通事故のない市を共創したいと考えました。またヘルメット未着用時の、事故の被害リスクを考えるアプローチも行います。ヘルメットを被るという行為が交通安全の意識を醸成し、誰もがより安全で安心して暮らせる市を目指します。
大阪府岸和田市
めざせ!交通安全マスター ~自分をまもる交通安全~
- クイズ形式のパネル作成及び公園への設置
交通ルールやマナーを学べるようクイズ形式でパネルを作成し、公園等に設置する。親子や子どもたちがパネルで遊びながら、交通ルールやマナーを覚える場を提供したい。 - 地域一体となった取り組みの推進
パネル作成にあたっては、市内幼稚園、保育園、小学校等に広く呼びかけ、パネルの内容を検討し、交通安全ルール、マナーを『自分ごと』と感じられる意識を醸成していく。
自治体担当者コメント
幼い子どものころから、交通安全ルール・マナーを覚える場を提供し、交通事故をなくしていきたいと考えています。
日常の遊びの中で、子どもたちが自然と『自分が事故にあわない』ための交通安全を意識し、実践のための知識を身に着けていってほしいと思っています。
大阪府枚方市
中学進学!! 安心安全な自転車通学を目指して
~小学校6年生の交通安全~
日野町内5つの小学校に通う小学生は、そのほとんどが町立日野中学校に進学する。小学校通学は、徒歩やバス通学ですが、中学校では自転車通学することになる。10キロ以上の遠距離通学や高低差のある道路を通らないと通えない道路環境もあり、自転車に不慣れな中学1年生の自転車事故が多く、進学に備え小学校6年生の段階で安心安全な自転車通学を想定した交通安全教育が必要。
次代を担う子どもの交通事故を未然に防ぐため危険個所の動画やバーチャル映像等を作成し交通安全対策を実践に活用したいと考えている。
自治体担当者コメント
前回は、小学校入学時に必要な自転車運転のため「幼児向けの自転車教室」を、逆プロポの活用により取り組みを開始し、現在も継続して実践しています。
次の課題は、中学進学時の遠距離通学を安全に通えるための対策です。次代を担う子ども達が安心安全に通学できるよう、危険箇所の見える化を図り、元気に通学できる環境を作っていきたいと考えています。
滋賀県日野町
高齢者の見え方・聞こえ方を体感して
みんなで優しいまちを創ろう
高齢者の視覚・聴覚からみた高齢者の関係する交通事故再現VR動画を作成し、若年層や地域住民、企業向けの交通安全教室等で活用する。若年層、ミドル世代の参加者にも高齢者の「見え方」「聞こえ方」をVRを通して疑似体験してもらい、あわせて自転車や自動車運転時の注意点についても学んでもらうことで、街中での日常の場面で、高齢者への配慮に実際に役立てていただくよう啓発する。
VR動画は安全教室での活用だけでなく、SDGs未来安心都市を掲げる明石市のホームページにも掲載し、市内外に広く周知を行うことで、みんなで優しい共生のまちづくりを進め、交通マナーの向上、高齢者の関係する事故の減少、安心安全の社会づくりにつなげていく。
自治体担当者コメント
年齢を重ねることによって、身体機能や認知機能が低下し、交通事故に遭うリスクが高くなります。実際、交通死亡事故の半数以上を高齢者関係の事故が占めています。
若年層、ミドル世代に高齢者の「見え方」「聞こえ方」の特性を体験してもらうことで、幅広い世代に高齢者目線を理解してもらい、街中で配慮ができるよう意識づけることで、高齢者との交通事故の減少、優しい共生のまちづくりに着実につなげていきたいと考えています。
兵庫県明石市
「通学路ヒヤリハットマップ」を活用した事前予防型の交通安全対策
「市内全域の通学路ヒヤリハットマップ」を作成しており、作成した「ヒヤリハットマップ」を市内小中学校の児童生徒たちと一緒に「みんなが見やすいヒヤリハットマップ」として校正及び配布することで交通危険箇所の啓発及び交通安全教室等に活用している。また、潜在的な危険箇所を一般車の走行データから把握することで、事前予防的な交通安全対策工事の実施へつなげている。本取り組みを継続して実施していきたい。
過去の取り組み詳細は以下の通り。
https://www.city.asago.hyogo.jp/soshiki/26/10513.html
自治体担当者コメント
全国各地で通学中の児童生徒が巻き込まれるといった、とても悲しい交通事故が発生しています。
事故が発生してから対策を行う「対症療法型」ではなく、潜在的な危険箇所を事前に特定することで「事前予防型」の交通安全対策を推進していきたいと思っています。
兵庫県朝来市
デジタルを活用した「小学生・高齢者によるヒヤリハットマップ制作」
- 小学生・高齢者参加の共創イベント
小学生が自分と高齢者(当該小学校区居住者)のヒヤリハット経験をデジタルマップ上に入力し、参加者数×2~3個の情報が入ったヒヤリハットマップをつくる。 - 情報共有
イベント参加者がマップを共有するとともに、地域コミュニティ広報誌等にマップの二次元コード等を表示し、地域住民と情報共有する。 - 広報
試行内容と申込フォームの動画(PV。3分以内)を作成し、地域コミュニティ、小学校、PTA等に実施を呼びかける(試行内容:https://x.gd/AgwYG)。 - 人材育成
共創イベント等を運営・ファシリテートする人材を増やす。
自治体担当者コメント
今までに複数の小学校、地域コミュニティ等で試行したところ、小学校長や地域コミュニティ会長から「ただ教えられるのではなく自分達で考えることでより交通安全を意識できる」「児童と地域の高齢者が繋がるきっかけにもなる良い取り組み」等高い評価を受けました。
一方、現職のPTA会長から「知らなかった。知っていればPTAで実施した」との意見を聞きました。広報力と人的リソース増加が必要だと感じています。
兵庫県豊岡市