ラウンドアバウト交差点体験会の実施

2022年度 #7

ラウンドアバウト交差点の認知度向上や今後の普及を見据えた利用法の周知を目的とするもの。ラウンドアバウト交差点は、県内にもまだ数カ所しか整備されておらず、認知度が低い。しかし、当該交差点は新たな交通処理の形態として、渋滞の緩和や複雑な信号処理の解消など様々な可能性を有している。
より効率的な交通処理の実現に向け、ラウンドアバウト交差点の普及を図るため、ラウンドアバウト交差点の利用についての体験会を開催し、交差点の新たな可能性を探る。体験会は広いグランドなどを借上げ、仮想の道路形状を白線等で再現する予定。

中心に円状の通行不可部分を設置し、そのまわりを回転通行することで車が進行方向を変えることができる環状交差点。

自治体担当者コメント

ラウンドアバウト交差点は、令和4年3月現在で全国に140箇所ありますが、信号がある交差点20万箇所に占める割合は0.1%未満となっており、普及が進んでいません。
当該交差点は、交差点での停止による渋滞を解消するだけでなく、災害時の交差点機能が確保や信号等安全施設の維持管理コストの削減など、様々な利点があります。
かくいう私も、一度も通ったことがありません。これを機に、みんなでラウンドアバウトの機能性を体感してみませんか?

山形県山形市
(まちづくり政策課)