事故にあったら、等級・事故有係数適用期間はどうなるの?
事故※にあって保険金を請求した場合、翌年以降の等級・事故有係数適用期間がどうなるのか、例を用いてご説明します。
事故は「3等級ダウン事故」「1等級ダウン事故」「ノーカウント事故」に分類され、種類により翌年の等級・事故有係数適用期間の進行が異なります。詳細はこちら。
3等級ダウン事故にあった場合
(例)現在の等級が13等級・事故有係数適用期間が0年で3等級ダウン事故が1件あった場合
翌年の等級は3等級下がります。また、翌年の事故有係数適用期間は3年となり、「事故有」の割増引率が適用されます。
事故有係数適用期間は1年経過するごとに1年減りますので、等級ダウン事故がなく3年経過すると、4年後に事故有係数適用期間は「0年」となり、「無事故」の割増引率が適用されます。
1等級ダウン事故にあった場合
(例)現在の等級が13等級・事故有係数適用期間が0年で1等級ダウン事故が1件あった場合
翌年の等級は1等級下がります。また、翌年の事故有係数適用期間は1年となり、「事故有」の割増引率が適用されます。
事故有係数適用期間は1年経過するごとに1年減りますので、等級ダウン事故がなく1年経過すると、2年後に事故有係数適用期間は「0年」となり、「無事故」の割増引率が適用されます。
ノーカウント事故にあった場合
(例)現在の等級が13等級・事故有係数適用期間が0年でノーカウント事故が1件あった場合
翌年の等級・事故有係数適用期間の算出においては、事故がなかったものとして取り扱い、等級は1つ上がり、事故有係数適用期間も加算されず、「無事故」の割増引率が適用されます。
1年間に3等級ダウン事故1件
1等級ダウン事故1件に あった場合
(例)現在の等級が13等級・事故有係数適用期間が0年で3等級ダウンが事故1件、1等級ダウン事故が1件あった場合
翌年の等級は4等級下がります。また、翌年の事故有係数適用期間は4年となり、「事故有」の割増引率が適用されます。
事故有係数適用期間は1年経過するごとに1年減りますので、等級ダウン事故がなく4年経過すると、5年後に事故有係数適用期間は「0年」となり、「無事故」の割増引率が適用されます。
2年連続で
3等級ダウン事故にあった場合(例)現在の等級が13等級・事故有係数適用期間が0年で3等級ダウン事故が1件、翌年の契約で3等級ダウン事故が1件あった場合
等級・事故有係数適用期間は以下のように推移します。
当ページはノンフリート等級別料率制度の概要をご説明したものです。詳しい内容については「総合自動車保険のしおり・約款」をご覧ください。また、前契約の保険期間が1年以外の場合など、お取り扱いが異なる場合があります。