BMWの保険料相場はどのくらい?保険料を抑える方法や他の維持費も紹介

2024年12月25日

お車を購入するときは、車両代だけでなく維持費についても考慮する必要があります。自動車保険の保険料や自動車税、ガソリン代などの維持費が高すぎるときは、負担を感じるかもしれません。
本記事では、BMWの維持費にかかわる事柄について解説します。保険料を抑えるポイントも紹介するので、これからBMWを購入する方だけでなく、すでにお持ちの方も参考にしてください。

BMWの自動車保険の保険料相場

自動車保険の保険料は、お車の車種のほか、様々な要素から決定されます。例えば、イーデザイン損保の自動車保険&e(アンディー)では、主に以下の要素からお客さま一人ひとりのリスクに合わせて保険料を算出しています。

お車について

  • 前年の走行距離
  • 車種・型式
  • 使用目的
  • 主な使用地

事故の有無による割引・割増について

  • 等級

主に運転される方について

  • 運転免許証の色
  • 年齢
  • 補償される運転者

各種割引

  • インターネット割引
  • 新車割引
  • ASV(自動ブレーキ)割引
  • セカンドカー割引
  • 紹介割引

「BMWの自動車保険の保険料を知りたい」「保険料の相場はどれくらい?」という方に向けて、&eの保険料例をご紹介します。

BMW・3シリーズ(型式:5V20)の
保険料例

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主に運転される方の
年齢
30歳 36歳
等級 6等級(初めて加入する) 12等級(契約7年目程度)
車両保険 あり
(限定タイプ)
なし あり
(限定タイプ)
なし
年間保険料
(一括払)
118,708円 35,757円 60,372円 20,221円
保険料の算出条件・補償内容の詳細を見る

【見積もり条件】

  • 保険期間:1年間
  • 保険開始日:2025年1月1日
  • 等級:30歳の場合、6E等級 36歳の場合、12等級(いずれも事故有係数適用期間:0年)
  • メーカー名・車名:BMW・3シリーズ
  • 型式:5V20
  • 初度登録年月:令和5(2023)年4月
  • 料率クラス:車両17 対人6 対物6 傷害9
  • 用途・車種:自家用普通乗用車
  • 前年走行距離区分:6等級の場合、新規契約区分 12等級の場合、3,000km超5,000km以下
  • 使用目的:主に日常・レジャー
  • 主な使用地:東京都
  • 主に運転される方の年齢:表に記載のとおり
  • 運転免許証の色:ゴールド
  • 前契約事故:なし
  • 前契約保険会社:12等級の場合、イーデザイン損保以外
  • 払込方法:一括払

【補償内容】

<車両保険ありの場合>

  • 車両保険のタイプ:限定
  • 車両保険金額:425万円
  • 車両保険免責金額(1回目-2回目以降):5万円-10万円
  • 対人賠償(1名につき):無制限
  • 対物賠償(1事故につき):無制限
  • 対物超過特約:あり
  • 人身傷害(1名につき):3,000万円(車内のみ補償)
  • 弁護士特約:あり
  • 他車運転特約:あり
  • 被害者救済特約:あり
  • 無過失特約:あり
  • 運転者限定特約:夫婦限定
  • 運転者年齢条件:30歳以上補償

【適用されている割引】

  • インターネット割引
  • 新車割引
(注)
  • 表示の保険料は、保険開始日が2025年1月1日の&eにおける保険料です。商品改定などにより、保険料が変更となる場合があります。
  • 保険料は一例です。実際にご契約いただく際の保険料は契約条件により異なります。

BMWの自動車保険の保険料が気になるときの節約方法

自動車保険の保険料は「車種」や「型式」によっても左右されるため、補償内容や等級が同じであっても、ご契約のお車によって保険料は異なります。保険料が高いと感じた場合におすすめの節約方法をご紹介します。

  • ネット自動車保険を選ぶ
  • 各種割引を活用する
  • 安全運転を心がける

ネット自動車保険を選ぶ

自動車保険には、大きく分けると「代理店型自動車保険」と「ネット自動車保険(ダイレクト型自動車保険、通販型自動車保険)」の2種類があります。

代理店型自動車保険は代理店の担当者と対面で相談できるというメリットがありますが、保険会社とお客さまの間に代理店を介することで、仲介コストがかかり、その分保険料が高くなる傾向があります。

一方、ネット自動車保険はお客さまと保険会社で直接のやり取りを行うため、代理店の仲介コストが圧縮されて代理店型よりも安価な保険料で自動車保険に加入できます。保険料の節約を考えるなら、ネット自動車保険に注目してみてください。

自動車保険の各種割引を利用する

保険会社によっては、さまざまな割引制度を用意しています。上手に利用すれば保険料を安く抑えられるため、ご契約の前に適用可能な割引制度がないか確認してみてください。

例えば、「インターネット割引」は、インターネットでお申し込みの際に適用される割引制度です。ご検討の保険会社にインターネット割引制度がある場合は、電話や代理店窓口ではなくインターネットで申し込むようにしましょう。

&eでもインターネット割引をご利用いただけます。保険料の割引額は、新規契約の場合は10,000円(12回払の場合は1回あたり833円)、継続契約※1の場合は2,500円(12回払の場合は1回あたり208円)です。ぜひ保険料の節約にご活用ください。

また、ご契約のお車が新車なら「新車割引」を利用できることがあります。新車割引の有無や割引の適用条件は保険会社によって異なるため、お申し込みの前に確認しておきましょう。

&eでは、ご契約のお車が以下のいずれかで、保険開始日の属する月が初度登録年月の翌月から49ヶ月以内である場合に新車割引が適用されます。

  • 自家用普通乗用車
  • 自家用小型乗用車
  • 自家用軽四輪乗用車

自動ブレーキシステムが搭載されているお車なら、「ASV(自動ブレーキ)割引」が適用されることがあります。&eでは、ご契約のお車が以下のいずれかで、自動ブレーキ装置※2が搭載されている場合、「ASV(自動ブレーキ)割引」が適用されます。
ただし、型式の発売年月が保険開始日の属する年の3年前の4月以降である場合に限ります。

  • 自家用普通乗用車
  • 自家用小型乗用車
  • 自家用軽四輪乗用車

ほかにも、保険会社ごとにさまざまな割引制度を用意していることがあります。それぞれの適用条件をご確認のうえ、利用可能な割引がある場合は積極的に活用しましょう。

※1

前契約(中断している契約を含みません)の引受保険会社がイーデザイン損保である契約をいいます。

※2

自動車が前方障害物との衝突を回避するため、または衝突速度を下げるために自動でかけるブレーキをいい、一般的に「AEB」(Autonomous Emergency Brakingの略)や「衝突被害軽減ブレーキ」といわれています。

安全運転を心がける

自動車保険の保険料は、等級(ノンフリート等級別料率制度)によっても影響を受けます。

自動車保険の等級制度とは、前契約の有無や、前契約の事故の件数・種類などにより、次契約に適用する等級(1~20等級)と割増引率が決定され、保険料を割引・割増する制度です。なお、20等級が最も保険料が安くなります。

一般的に、どの保険会社の自動車保険でもこの等級制度を導入しています(一部の共済を除く)。事故を起こさなければ、翌年は等級が上がり、保険料が下がることがあります。安全運転を心がけることで、保険料の節約につなげていきましょう。

自動車保険以外にかかる維持費

自動車保険の保険料以外にも、お車の維持にはコストがかかります。代表的な維持費の種類を紹介します。

自動車税(自動車税種別割)

自動車税(自動車税種別割)は、4月1日時点でお車を所有している方に課せられる税金です。お車を所有している限り毎年納付する必要があるため、負担に感じるかもしれません。

自動車税(自動車税種別割)は、車種、排気量、最大積載量などによって決まります。一般に排気量が大きく、最大積載量が多いお車を選ぶと自動車税は高くなります。

車検代

自家用乗用車の場合、車検は新車登録から3年後に受け、以後は2年ごとに受ける必要があります。車検時には自賠責保険の保険料や自動車重量税などの法定費用と、車検実施業者に支払う車検基本料が必要です。追加整備があるときは、部品代や工賃もかかります。

なお、自賠責保険の保険料は地域や保険期間、車種によって決まり、どの保険会社でも同じ保険料に設定されます。

一方、自動車重量税は車両重量によって税額が決まります。税額を抑えるためにも、BMWを購入するときは重量にも注目してみてはいかがでしょうか。また、環境性能に優れたお車は自動車重量税の減免措置を受けられます。お車を購入するときは、環境性能にも注目して選ぶようにしましょう。

ガソリン代

お車にはガソリン代もかかります。BMWは基本的にプレミアムガソリン(ハイオクガソリン)指定のため、レギュラーガソリンよりもガソリン代が高くなる点に注意が必要です。少しでもガソリン代を抑えるためにも、燃費のよさに注目してお車を選ぶようにしてください。

また、BEV(バッテリー・エレクトリック・ヴィークル)の場合ではガソリン代はかかりませんが、電気代は必要になります。急速充電器だけではなく、自宅などの普通充電器で安価な深夜電力を活用するなど、節約を心掛けるのも得策です。

駐車場代

自宅に駐車場がない場合は、駐車場代もかかります。一般的に平面駐車場より機械式駐車場のほうが賃料は低い傾向にあります。駐車場代の負担が大きいときは、機械式駐車場が利用できないか探してみてはいかがでしょうか。

また、自宅に駐車場があっても、車両の大きさによっては別途駐車場を借りる必要が生じるかもしれません。お車を選ぶときには、なるべく自宅の駐車場を利用できるように車両のサイズを確認しておきましょう。

メンテナンス代

エンジンオイルやバッテリー、タイヤなどを交換する費用もかかります。

こまめにメンテナンスすることで長くお車に乗れるようになるため、ある程度費用はかかっても、長い目で見れば節約になると考えられます。信頼できる自動車整備工場やガソリンスタンドなどを見つけておきましょう。

保険料や維持費も考慮してお車を選ぼう

お車を購入するときは、お車の購入費だけでなく維持費も考慮するようにしましょう。自動車保険の保険料や自動車税、車検代などはお車を所有する限り繰り返し支払う必要があるため、負担が大きいとお車の維持そのものが困難になる可能性があります。

イーデザイン損保の自動車保険&e(アンディー)では、ネット自動車保険ならではのリーズナブルな保険料が特長です。インターネット割引や新車割引、ASV(自動ブレーキ)割引などの各種割引制度もあり、条件を満たすときはさらに保険料の負担を軽減できます。ぜひ自動車保険のお見積もりをしてみてください。

監修:木下 隆之(きのした たかゆき)

明治学院大学卒業後、出版社編集部勤務。独立後、プロレーシングドライバーとして活躍。全日本選手権レースで優勝するなど国内外のトップカテゴリーで活躍。スーパー耐久レースでは5度のチャンピオン獲得。最多勝記録更新中。ニュルブルクリンク24時間レースでも優勝。自動車評論家としても活動。雑誌にも11本の「連載エッセイ」に執筆。日本カーオブザイヤー選考委員。日本ボートオブザイヤー選考委員。